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第三章


毛細リンパ管にリンパ液が入る仕組み

まず構造です。
毛細リンパ管を構成している

【内皮細胞】
というものがあります。
この内皮細胞は血管や角膜などにもありますが、
毛細リンパ管の内皮細胞は
他のものより薄いものになっています。
そして、この内皮細胞の外側に

【膠原繊維】
(又は【撃留繊維】)と
【弾性繊維】というものが付いています。

そして、初めに血管から出てくる組織液が
体内に留まると話しましたが、
組織液が体内に留まると先ほどの繊維が
毛細リンパ管(内皮細胞)を広げるように動きます。
すると、毛細リンパ管にかかる
組織液の圧力が増すため
毛細リンパ管の中に組織液が入り込みます。
ちなみに、毛細リンパ管には
リンパ管のように平滑筋が付いていないため
毛細リンパ管は筋肉の収縮など外部から圧力
をかけたりしないと流れが悪くなります。


最後におまけの話です。
【リンパ液】のところで、
血管から血漿(液体成分)が出たり、
また血管に戻ったりと話しましたが、
これは
【半透膜】【静水圧】【浸透圧】
によって起こります。


【半透膜】
大きな粒子は通さないで、
小さな粒子の実を通す膜のこと


【静水圧】
ここでは毛細血管にかかる圧力のこと
(静止している水にかかる圧力のこと
という意味もある)


【浸透圧】
半透膜を挟んで濃度の違う液体があるときに
お互いが同じ濃度になろうとして起こる圧力
(濃度の薄い方が濃度の濃い方へ移動する)


まず、毛細血管は【半透膜】になっています。
動脈の毛細血管では、心臓からの圧力が
初めより弱くなるため流れが悪くなり、
さらに血管が細くなります。
そして、毛細血管にかかる圧力
【静水圧】)が増えるため
血漿が押し出されます。
【半透膜】は大きな粒子は通さないので、
赤血球や血小板、白血球などは
血管の中に残ります。
すると、毛細血管の中の濃度が濃くなるため
今度は【浸透圧】により、
組織液から血管内に液体成分が入ります。
(ここでいう浸透圧のことを
【膠質(こうしつ)浸透圧】といいます)
つまり、
動脈の毛細血管では
【静水圧】の方が
【浸透圧】よりも大きいので
毛細血管から血漿が出ていき、
静脈の毛細血管では
【浸透圧】の方が
【静水圧】
よりも大きいので
液体成分が毛細血管に入っていきます。




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